[TADANO]タダノ元社長の多田野弘さん死去 105歳

2026/5/20(水) 08:01

世界的クレーンメーカーのタダノ(高松市)を育て、日本初の「油圧式トラッククレーン」の開発に携わった元社長の多田野弘さんが5日、老衰のため死去した。105歳だった。

現在の建設現場では「クレーン=油圧駆動」が当たり前ですが、1955年当時に日本初の油圧式トラッククレーン(OC-200型)を開発したことは、日本のインフラ建設史における最大の転換点の一つです。

それまでの機械式(クラッチやワイヤーを物理的に繋ぐ方式)は操作に熟練を要し、一歩間違えれば大事故につながる危険と隣り合わせでした。 油圧による滑らかで正確なコントロールを可能にしたことで、日本の高度経済成長期(ビル建設や高速道路網の発達)の爆発的な鉄骨・重量物吊り上げニーズを支えることができたのです。

もし、この技術革新がなければ、日本の戦後復興や近代化のスピードはもっと遅れていたかもしれません。


多田野弘さんの写真はこちら▽[引用元 / 朝日新聞]

https://www.asahi.com/articles/ASV5F2PTJV5FPLXB003M.html?iref=pc_ss_date_article


 

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