[KATO]新型220tオールテレーン「KA-2200R」販売開始!

2026/9/24(木) 07:58

加藤製作所は220トン吊りの新型オールテレーンクレーン「KA-2200R」を発売した。従来機からキャリアー(下部走行体)を刷新し、環境性能や安全性能、居住性を高めた。消費税抜きの標準小売価格は4億2200万円から。年間4台の販売を目指す。

エンジンは最新の排出ガス規制「欧州ステージV」に適合したものを採用した。尿素SCR(選択触媒還元)とディーゼル微粒子除去フィルター(DPF)を一体化した排出ガス後処理装置を新たに搭載。粒子状物質(PM)を集積・除去し、すすの排出を大幅に低減した。国が定める基準を下回り相当程度騒音が軽減された「超低騒音型建設機械」の指定も取得した。

安全面では、左折時に側方の自転車や歩行者をレーダーで検知し、警報やランプで注意を促す側方衝突警報装置を新たに標準装備した。電子制御リアステアリングシステムや全輪ディスクブレーキを採用し走行安定性を高めたほか、格納式ベッドや新型エアコンを備え、居住性も高めた。

 

国内での220t〜250tクラスのオールテレーン市場は、リープヘル製(LTM1250NX)が圧倒的にシェアを持っています。そこにタダノ(ACシリーズ)が食い込む構図です。この競合環境の中で、加藤製作所の「KA-2200R」が市場に新たに参戦します。

加藤の強み(現場スピード)

伝統の「フルパワーブーム」はピン抜き差しが不要なため、ブームの伸縮速度が競合の1シリンダーピン式に比べて圧倒的に速く、現場到着後のセットアップや作業半径変更が極めてスムーズです。

競合の強み(メインブーム長)

競合機械はメインブームが長いため、ジブを組まずに高層作業をこなせる現場があります。KA-2200Rはメインブームが55mのため、高揚程現場ではジブ装着が前提になりやすい点が運用上の分かれ目です。

6軸キャリアと5軸機の取り回し

競合の主力機がいずれも「5軸」でコンパクト化を進めている中、KA-2200Rは「6軸」を採用しています。6軸化により軸重が分散され、全輪ディスクブレーキによる制動力と走行安定性は抜群ですが、車体が長い分、狭隘路への進入性では5軸機に一日の長があります。自社の営業エリアの道路条件を綿密に確認する必要があります。

導入戦略

「自社で15〜20年使い倒すコア戦力」としての導入になります。国内メーカーならではのサポート対応を重視する会社にとっては手堅い選択肢です。

 

※写真はイメージ図です。


詳しくはこちら▽[引用元 / ニュースイッチ]
 

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