[東京都]秩父宮ラグビー場に命名権「SMBCオリーブスクエア」

2026/2/15(日) 10:05

東京・明治神宮外苑の再開発を担う三井不動産などの事業主体は2月12日、建て替える秩父宮ラグビー場の副名称を発表した。

三井住友フィナンシャルグループ」と命名権を含むトップパートナー契約を結び「SMBC Olive SQUARE(オリーブスクエア)」に決まった。秩父宮ラグビー場の名称は残し、2030年に開業する予定。命名権の契約は10年で総額100億円規模となります。

今回の再開発の最大の特徴は、「神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えて建設する」という点です。これは建設業界の視点では、パズルのような極めて複雑な工程(ステップ)を意味します。

既存の施設を使い続けながら隣で新しいものを作り、完成したら移転して旧施設を壊すというプロセスを繰り返します。都心のど真ん中で、しかも周辺には住宅やオフィス、イチョウ並木があります。大型重機の搬入や資材置き場の確保が非常に難しく、緻密な施工計画が求められます。

このプロジェクトは、日本の建設業界のトップに君臨する「スーパーゼネコン」たちが、それぞれの持ち場でしのぎを削る巨大現場です。

・秩父宮ラグビー場 鹿島建設(施工予定)

・神宮球場 清水建設(施工予定)

・事務所棟 大成建設等(施工予定)

元請の技術者が最も頭を悩ませ、かつ腕を振るうのが「連鎖的な建て替え(玉突き)」の工程管理です。

まず鹿島建設を中心としたチームが、現在の神宮第2球場を解体し、そこに新ラグビー場を建てます。新ラグビー場が完成(2030年)した後、清水建設らが現在の秩父宮ラグビー場を解体し、そこに新神宮球場を建てます。

「片方の工事が1ヶ月遅れるだけで、プロジェクト全体のドミノが倒れる」という極限のスケジュール管理です。既存建物の解体時に予想外の埋設物が出てきた場合などのリスクヘッジが、元請の工程を左右します。

さらに周辺住民や反対団体への説明・対応が厳しいものになりそうです。特に神宮外苑は注目度が高いため、少しの騒音や粉塵、樹木の扱いミスが即座にニュース化されるリスクがあり、極めて慎重な管理が求められています。

今回発表された「SMBC Olive SQUARE」という100億円規模の命名権契約は、元請へのプレッシャーをさらに高めます。長期の工事になりますが無事に安全に完成を目指してほしいですね。

 

詳しくはこちら▽[引用元 / 共同通信]

https://news.jp/i/1394685335833837642

 

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